理念、ビジョンの掘り下げ

経営理念、ビジョン構築・再検討

経営者の方と一対一でヒアリングをしながら会社の歴史、会社の強み、経営者の思考習慣や行動習慣などから、今までの会社の歴史を振り返りながら今まで気づかなかった会社の無形の資産や文化、そして強みを明らかにし、今の自社の存在価値を言葉にして、文字に表していきます。

この作業は模造紙と付箋とサインペンを使っておこないます。多いときには模造紙が5枚以上にもなることがあります。経営者の方とこの模造紙を眺めながらよくこれだけ書き出せたものだ！よくこれだけ引き出してもらえました。という感想をよくいただきます。こうして、今までの会社の歴史や会社の強み、そして、自分の理想のライフスタイル、生き方などを踏まえて、この会社をどのように経営していくのかと言う経営者の生き様を反映させた経営理念とビジョンを明らかにしていきます。

原理原則の共有

行動指針

その次のステップでは、経営幹部の方々にこれを発表します。
経営幹部の方々一人ひとりがどのように力を発揮しビジョンを叶えていくのか、また、各部署がどのように力を合わせて方針を実行に移していくのか、これらを社長の理念そしてビジョンを踏まえて、幹部一人ひとりの考えを充分聞き出しながら、相乗効果の発揮できるビジョン達成のための戦略を構築していきます。
これも経営幹部みんなで話し合いながら作っていくため、非常に腹落ちする行動計画が出来上がります。

ここまで出来ると、経営幹部一人ひとりの方々にどのように各部署に各部下に伝えていくのかと言う練習をみんなで一緒に行います。
この練習が経営幹部の方々の一体感をよりいっそう高めることに役立ちます。
経営幹部の一体感の醸成と戦略の部下への行動計画による落とし込みの、両方の効果が期待できます。

知行合一

ビジョン～行動指針落とし込み

最後にこのオーガニゼーションビジョンマップを社長そして経営幹部の方々と一緒になって作り上げていく数ヶ月のプロセスによって、経営幹部が社長を中心に一丸となった強い組織が出来上がります。

そして経営幹部それぞれが、各部署各部下に対して、ビジョン・理念・方針を具体的な行動計画にまで落とし込むというプロセスを通じて、会社全体がビジョンに向かい、お互いの信、頼によって、一体化した組織となっていくのです。